こちらは 競技科学people 1st Advent Calendar 2025 の12/3分の記事です。他の記事も是非読んでみてください!また、2ndの枠はまだ空いておりますので、奮って参加くださいませ〜
https://adventar.org/calendars/12222
以下は本来学祭に寄稿しようと思っていた、Onlingがないことに対してのショックが深すぎて没にした稿の再利用です。
急ぎ書き上げたことで不手際もあるとは思いますが、生温かい目で見ていただければ幸いです。
言語学オリンピックの略称、言オリは広い意味と狭い意味を持っています。
狭い意味の言オリとは、JOL 日本言語学オリンピック のことを指します。上位大会として、APLO アジア太平洋言語学オリンピック 及び IOL 国際言語学オリンピック が存在し、それぞれ1次予選、2次予選、本選という位置付けです。
広い意味の言オリには JOL, APLO, IOL の他に Online Olympiad in Linguistics 通称Onling が含有されます。
これら全てが、凡そ未知である(人工言語含む)マイナー言語によって構成される問題群で、その解析能力を競うものです。殆ど全ての問題を公式ページ、又は言語学オリンピック事始(通称ことはじ)から見ることができます。
この記事では広い意味で言オリという語を使っています。
緑の鳥が有名な、言語を学ぶためのアプリケーションの1つでDuolingoと呼ばれるものがあります。通知がうるさいと評判ですね。

やかましい通知の一例
Duolingoの良いところは、①通知がいっぱい ②1回が短時間で終わる ③自分や友達と2人での継続記録がつく ③1週間に得た点で競う 等、手軽に毎日続けるためのギミックが豊富にあるところです。これによって、Duolingoは国内外問わず広く一般的に普及していますし、初学者の参入のハードルを下げていると言われています。